奇跡がおきた。


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突然ですが、この度、妊娠しました。
つい4月まで体外受精をしていましたが、今回授かったのは自然妊娠です。


不妊治療をし始めたのは、ちょうど1年前です。
抗精子抗体という、通常のひとにはない精子を動かなくしてしまう抗体が、私のからだのなかにあるとわかったため、不妊治療をはじめました。
不妊で悩む人のうち、3%が抗精子抗体が原因だといわれています。
2016年8月から始め、通算3回採卵し、4回移植しました。
(すべて不妊治療のカテゴリに経緯を綴っています。よかったら見てみてください)


4回も移植したのに一度も着床すらしない…自分は妊娠できないからだなんだと思った日もありました。
病院との相性もあるでしょうし、タイミングがよくなかったとかからだが妊娠に適していなかったなど、いろんな要因があります。
でも、不妊治療をしたということは、私たち夫婦にとって、こどもについて深く考える時間を与えてくれました。
上手くいかない治療で心が折れそうになったとき、
「結婚したのは、こどもが欲しいからではなく、一緒にいたいと思ったから。
だから妻さえ元気でいてくれればそれでいい。」
そういってくれた夫がいたからこそ、本当に辛い治療にも耐えることができました。


だけどやっぱりからだよりも精神がもたない。
努力しても上手くいくものでもないですからね。

移植してしまうと、やっぱりその分希望があって、だめだったときのダメージが半端じゃない。
何度も何度も泣いた。

不妊治療はもうやりたくない…。そんな気持ちが90%くらいになりました。
タイミングよく関西から関東へ引っ越しすることになりました。
これを機に、一度不妊治療をおやすみすることにしました。
心もからだも疲れていたということもあり、やる気になれなかったのです。
だけど京都にカチコチに凍結されたたまごが残っている。
それだけ迎えに行くのもアリかな??とか考えていました。


そしてひとつ私には試してみたいことがありました。
不妊治療と並行して国際薬膳師の資格をとりました。
不妊という謎めいた不調を、身に着けた薬膳という知識を使って自分でどうにかならないか、試してみたいと思ったのです。
自分で養生して過ごすことで、免疫性不妊というからだの異常な状態を正しい状態にできるのか、薬膳の効果を自分の身体を通して証明してみたかったのです。


なのでよく聞く「諦めたらできた」という話とはちょっと違う気がします。
私は諦めてはいませんでした。薬膳を通した体質改善に希望を持っていました。
ただ、半年やってみてダメだったら凍結胚盤胞さんをお迎えに参ろうかと思っていました。


からだを整えるということは、生きていくうえでマイナスにはならないし、からだと向き合うのはいいことだし何よりも薬膳が好きだし、まぁ気軽にやってみるかと本格的な薬膳生活をはじめました。
今まではなんとなく薬膳を取り入れていて、それでも生理不順はよくなったし、身体が変わる実感もあったので、薬膳の効果は実感していました。
同時に薬膳を多くのひとに知ってもらう活動を始めました。
毎日の薬膳を公開して、広めるのと同時に、自分のからだも整えていきました。


治療をやめて一周期目はそんなに早く効果があるわけもなく生理が来ました。
まぁ気長に体を整えていこうと考えていました。


薬膳を広めるプロジェクトとして、料理教室を一度開催してみることに。
活動開始しましたが、なにもかもひとりでやるということはかなりリスクが高いです。
なのでいろんな人に相談しました。
市の起業相談も利用しました。
でもやっぱり誰かに相談しても、やるのは自分。
自分の行動次第です。
やるべきことはやってみよう!と思って、たくさんチラシを刷って、公共施設と整骨院に置いてもらいました。
予約が入りました。ものすごくうれしかったです。飛び跳ねて喜びました。
自分が伝えていきたいと思うことを、受け取りたいと言ってくれる人がいる。


そんな嬉しい気持ちでいたのですが、同じころ、妊娠が発覚しました。
私は周期が長く、排卵までたまごが育つスピードが遅いのです。
いつも高温期になってから、ちょうど15日目に体温が下がって生理がくるのですが、それがなかなか下がらない。すごく熱っぽいしだるい。
おりものは出ていなかったから、妊娠ではないかなと思っていたのですが、何日経ってもこないので、試しに検査薬やってみるか!と思ったのです。
いつもはまっしろな検査薬。
ところが今回は何のためらいもなく線が出ました。
思いがけない結果に驚きを隠せませんでした。


金曜のあまり天気の良くない昼間のできごとでした。
夫は金曜日はノー残業デーなので、仕事帰りにカフェでいろいろ話す約束をしていました。
最寄り駅で待ち合わせをして、少ししたところで報告。
信じていないような、というか、信じられない、という感じのリアクションでした。
かなり驚いた様子でした。


引っ越しをして環境が変わったということもあります。
私の前の会社の先輩も不妊で悩んでいましたが、家を買って引っ越したらすぐできたと言っていました。
環境が変わると奇跡が起こるというのも、あながち嘘じゃない気もします。


ただ、奇跡が起こるには、それなりの土台が必要だと私は思っています。
タイミングが合うこと。
からだの調子が整えられていること。
環境がよい状態であること。


まだ初期なので不安がたくさんのこっていますが、何よりも自然に授かれたということに感動しています。
なぜなら、抗精子抗体が強陽性という検査結果がでて、人工授精ですら可能性がほぼなくて、しかも胚盤胞になったたまごを4回も移植して着床すらしなかった、そんな経験があるからです。
本当に、こどもは欲しい時にはなかなかできなくて、気持ちが少しずれたときに授かるものだと感じています。


これからは薬膳を通じて、たくさんの人がからだに向き合い、それに応じた養生ができるようサポートしていく活動を続けていきます。
そして、不妊の辛さがわかるからこそ、不妊で悩んでいる人たちを薬膳というツールで妊娠する土台づくりをお手伝いする活動も始めていきたいと考えています。


なによりも、自分のからだを通して薬膳のちからを証明することができた!と自分では思っています。
他の人がたまたまと言ったとしても、私は食べ物の効能を信じています。


もちろん、物理的な理由で(子宮になんらかの障害があったり、卵管切除をしてしまったりなど)治療をしなければ授かれない方も多くいらっしゃると思います。
ただ、からだを整えるということはあかちゃんを授かるために必要なことだと思います。
不妊治療をしているとよく聞くけれど、「西洋医学と東洋医学のいいとこどり」をした方が少しでも希望に近づけると思っています。
だからこそ、自分でできることはやった方がいい。


私は、そんなつらい思いをしている方の手助けをしていきたいと思いました。
薬膳なら、知識さえあれば自分でからだを整えていくことができます。
不妊治療で辛い思いをされている方に、自分自身でできることの幅を広げてもらいたい。
薬膳だけで授かることは難しいかもしれない。
だけど、少しでも可能性を高めることはできる。


まだまだ課題は多いけれど、少しずつ不妊で悩む方のお手伝いをはじめていけたらいいなと考えています。
そしてつわりも薬膳の知識を使って少しでも和らげられるようにしていきたいです。
ひどい時には漢方薬も検討してみたいと思います。


日々の薬膳は、Instagramで更新しています。
TwitterFacebookページもやってます。内容すべて一緒です。たまーに日常も更新します。


よかったら、日々のお料理の参考にしてみてください。
何もしないよりも全然いいです。
今後、薬膳教室では妊活薬膳の回の実施も考えています。


最後に、私がこの2か月間実施していたことを書いておこうと思います。
よかったら参考にしてみてください。

・薬膳生活
・私の不妊治療のバイブル『不妊治療 食事と生活改善』を読みまくる、実践しまくる



↑これはほんとおすすめです。具体的だしなるほど~となります。
いかに現代人の生活が授かりにくいのかがはっきり理解できます。
・↑の本にある黒胡麻はちみつを朝晩2回、食事前にとる
・葉酸、ビタミンEサプリを飲む
・しょうゆは丸大豆醤油のものに変更
・昔の作り方で作った塩を購入し使用
・顆粒だしを使わなくなった
・ヨガの太陽礼拝を毎日した。5分くらい。
・なるべく歩くようにした
・夫のおじいちゃんのお墓参りに行った

特別なことはとくにしてません。
からだが心地いいと感じることばかりです。


本当に、半ばあきらめていただけあって、自分でも驚きを隠せないできごとでした。
感動です。
信じていれば、奇跡はおきるんだと実感しています。
妊活中の皆さんのところにも、明るいニュースがくることを、切に願っています。


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kodakara

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